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まじやばいシネマについての日記

ゴダール、ゴダール、ゴダール!

千里セルシーシアターで『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』を。「ねごっ子」という店で斉藤くんと焼肉丼500円をがっついてから。

 

なんとあいちゃんも2本とも観るということで直後に合流。久しぶりにお会いしたので緊張してうまくしゃべれず。コミュ力のなさにわれながら驚く。あいちゃんが、昔付き合っていた女性に目鼻立ちが似ているということもあるかもしれない。

 

この2本を観るのは5年振り(もっと?)だったが、いやぁやはり面白い。アンナ・カリーナが素晴らしい!ジーン・セバーグも嫌いじゃないけど、やっぱり運命線の歌を歌うアンナ・カリーナの軽やかさには負けるだろう。

ゴダールっていつ観てもこちらの知覚に変容を強いてくる感じで(ジャンプショットなんて、われわれの「通常の」知覚ではない知覚を呼び起こしてくれる感覚がある)、物語/芸術のどちらとも違う「ヘンテコさ」があるんだよなぁ。ゴダールの映画は「ゴダールの映画」なんだよ、絶対に。いや、かなり適当だけど。

 

そしてやっぱり画のセンスがいいよね、ほどよくポップで、ほどよく芸術的で。タルコフスキーよりゴダールをオススメするほうがよっぽどモテるから、斉藤くん。ジョン・フォードハワード・ホークスアルフレッド・ヒッチコックフリッツ・ラングドン・シーゲルリチャード・フライシャー……は最強の映画監督たちだと思うけど、やはりかわいいガールにおすすめすべきは60年代のゴダールっすよ。え、違います?

 

そのあと三宮に戻り、1年振りぐらいになるか、アペルト+へ。宿敵(いや、ぜんぜん嫌いじゃないんだけど)ありま姉さんも合流。しまった、ラザニアを注文し忘れた!!しかしイカスミパスタは激ウマだった。

 

モナリサのテラス席が埋まっていたので、トアウエストのいけいけなバルで飲み直し。ジンバック、まぁ、普通というか、氷がいかにも店内の製氷機の氷だったこともあって溶けやすく、最後の方は水みたいになっていた。テラス席で気持ちよかった。

 

そんなこんなで東京かわいいガールは眠りについてしまったみたいだし、おれもそろそろ寝ようかと思うのだけど、いや、せっかくだしもう1本何か観て寝ようかな。